施工詳細①軒先唐草板金
出先の幅を調整しております
モニエル瓦を撤去する際に、瓦の隙間が鳥やコウモリの「ねぐら」になっていた形跡が多く見られた為、対策が必要となりました。葺き替えを設置する際、隙間を可能な限り減らすために、軒先の出幅を調整し、鳥やコウモリの侵入リスクを極力少なくしました。
施工詳細②ケラバ板金・棟板金・雨押え板金
各板金部分と瓦の隙間を埋めるために一工夫!
今回使用したのはTルーフの『クラシック』という形状タイプになります。凹凸が大きい商品ですので、ケラバ・棟・雨押え部分と瓦の間に構造上隙間が出来てしまいます。鳥の被害もあったので、この隙間を減らすため、桟木や役物にエプトシーラー(高機能シーリング材)をつけて、隙間の面積が小さくなるように一工夫を加えて施工させていただきました。
※ケラバ
※棟
※雨押え
施工詳細③オプション工事
鳥の被害を減らすために漆喰で対策!
屋根と屋根が重なる部分があり、鳥の恰好の住処になっていました。板金での対応が難しい状況だったため、南蛮漆喰を設置しスペースを無くしました。鳥が来ないことを最優先し、設置させていただきました。なお、外からこの漆喰が見えることはありません。