施工詳細①(胴縁施工)
職人の腕の見せ所
30年近く未塗装で、窯業サイディングの傷みがかなり多く、特に反りがあちこちに見受けられました。足場設置後に外壁を確認したところ、地上から見るよりはるかに外壁の傷みとクラック、反りがひどい状態でした。このように外壁に傷みが多いと、胴縁施工の手間が通常よりもかかってしまいます。また、反りによって釘がかなり浮いていたので、ビスが刺さりづらくなっており、作業に手間取りました。ビスが刺さるか少し気にしていましたが、何とか無事に胴縁を打ち付ける事が出来たので一安心しました。
施工詳細②(胴縁施工)
猛暑の中の作業
外壁の傷みの上からの胴縁施工作業は骨が折れましたが、一番の難敵は例年にないくらいの猛暑でした。気温が30℃を超える日が何日も続き、水分補給をしながら、熱中症にならないよう対策をしました。そのような中、外壁の反りを押し付けながら胴縁にビスを刺す作業だったのですが、とにかく体力の消耗が激しかったです。
施工詳細③(金属サイディング重ね張り工事)ビフォーアフター
ツートンカラーのバランス
「外壁をツートンカラーにしたい」との施主様の希望がありましたが、施主様が当初希望していた色の分け方では、外観のバランスが少し悪かったため、その旨をしっかり説明して、ご納得していただいた上で施工しました。施工後はバランス良く仕上がり、施主様にも気に入っていただき、ほっとしています。