施工詳細❶(屋根外壁下塗り)
サビの再発を防ぐケレン作業の徹底
雪は少ないですが、冬季の冷え込みが激しい地域ですので屋根全体に氷が滑り落ちたことによる引っ搔き傷が多く見受けられました。小傷から錆が浮いている箇所は広めにケレン作業を行い、錆の再発生しないよう下処理に注意を払いました。
施工詳細❷(屋根中塗り)
手塗作業で膜厚を均一に
窯業サイディングは工場で焼付塗装を行いますが、その防水機能は長く持ちません。紫外線や風雪で傷んでいた外壁全体に均一に下地塗料を塗るのですが、下地塗料・中塗り材・上塗り材それぞれに防水機能を持つ材料を当社では採用しています。手塗り作業で膜厚を均一・厚塗りに仕上げることで美しさだけではなく、経年によって引き起こされる傷みも遅らせることが期待されます。
施工詳細❸(外壁上塗り)
部位によって塗り分け
外壁の下塗り後、中塗り・上塗りでは色を付けていく工程になります。こちらのお住まいは、外壁全体がクリーム色、屋根接地面の一部がチョコレート色、玄関廻りはグラデーションがあるグレーの色でサイディングを使い分けられており、単色で塗りつぶさず、各色を活かす施工を提案しました。グラデーション箇所はサイディングの傷みも軽度だったので、透明のクリア塗料で施工しました。