施工詳細❶(木部塗装)
木部塗装/当時の面影は残しながら蘇るように
まずは劣化が著しい玄関ドア前の板を新しい板に代えさせて頂きました。木部の塗装は下処理が大切になります。塗装の前に、木部に塗装しやすいようにパテや木材用のペーパーでケレンを行い、下地を整えます。下地をきれいに処理しないと、整えていない場所から塗膜が劣化していくので下処理を念入りに行うことが大切です。
施工詳細❷(屋根高圧洗浄)
美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めるため
今回のお住まいは30年以上メンテナンスされていないのでその分、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、古い塗膜が頑固に張り付いています。入念に取り除かなければ、仕上がりが悪くなるだけでなく、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があります。
施工詳細❸(正面モルタル亀裂補修)
適正な補修での美観の回復
モルタルのひび割れは、地震や揺れ、施工後に徐々に硬化収縮することで発生してしまいます。今回のお住まいは以前業者でクラックを補修していましたが、壁色とは違うコーキングを充填するだけの補修だったため補修あとが目立ち、コーキングも十分に密着してはいませんでした。まずは既存のコーキングを出来る限り綺麗に取り除き、断面を整えたあと、コーキングプライマーを塗布しコーキングを充填します。コーキングに接着剤を塗布し、既存の外壁の高さに合わせるように防水モルタルを塗布して平らに仕上げます。この補修がおわって初めて塗装が出来ます。