施工詳細❶(木部洗浄)
耐久性を大きく左右する作業
木部を塗装する際は下地調整が重要になります。仕上がりや耐久性を大きく左右します。木目に沿って、木材が毛羽立たない様、研磨・清掃する事が重要です。 また、木部に付着したホコリ、カビ、苔などの汚れ等は高圧洗浄機で木目に沿ってゆっくり丁寧に洗い流します。
施工詳細❷(軒天塗装)
キシラデコールで木目を生かした仕上がりに
キシラデコールは、油性塗料になります。高い防腐・防カビ・防虫効果を持ちます。木材に浸透し、表面に余分な塗膜を作らず木材の呼吸を妨げないので、塗膜の膨れや割れが起こりません。日光や風雨に強い耐候性も持ちますので、鮮明な色が長持ちし長期間木材を保護してくれます。
施工詳細❸(モルタルクラック補修)
劣化を食い止めるために
モルタル外壁は、セメントと砂と水を練り混ぜてつくった材料で施工した外壁のことです。セメントが含まれているため非常に丈夫なイメージがありますが実は、モルタル自体の防水性能は低いです。そのため、表面に塗装をすることで防水性をもたせています。塗装が劣化してくると、徐々に水分を吸収していき、様々な劣化症状がでてきます。大きな0.5mm以上のひび割れは、シーリング材を充填するだけでは不十分です。そのままだとシーリング材が密着しにくく、再度ひび割れてしまう可能性が高いです。そのためひび割れ部分を、断面がU字になるように削り取り、シーリングと密着しやすくします。溝のほこりをきれいに清掃したら、密着度を高めるプライマーを塗ってシーリング材を注入します。そのままでは補修したところが目立ってしまうため、周りの外壁に合わせて模様を調整してから塗装を行います。