施工詳細➀(下塗り/中塗り/上塗り)下屋根と銅板屋根の間も綺麗に塗装
見えない部分も細部まで拘りました
和風建てのご立派なお住まいで下屋根のさらに下に銅板の屋根を構えていました。家の構造上、下屋根と銅板屋根の間が狭くなっていました。細部まで丁寧に塗装する為、這いつくばって塗装しました。また、銅板の屋根に塗装が飛散しない様、しっかりとビニールで養生を行いました。
施工詳細➁(ライン出し)色あせ箇所は特に重点的に
正面から綺麗に見える様に、玄関回り・玄関柱を綺麗に塗装しました
和風のお住まいなので、軒天井や玄関柱、縁側の柱などは木で造られていました。正面から見た時に、より一層綺麗に見せる為、玄関回りのライン出し、木板、玄関柱を丁寧に塗装させて頂きました。ライン出しがゆがむと、せっかく塗装をしたのに見映えが悪くなってしまうので、完成した時のことをイメージしながらライン出しをしました。
施工詳細➂(付帯塗装)灰汁抜きに注意をはらいました
劣化が特に目立った柱
柱が真っ黒に劣化していた為、先ずは灰汁抜きをしました。灰汁抜きとは、日焼け等の木部独特の染み込んだ汚れを取り除く作業のことを言います。汚れの質に応じて薬品を替え汚れを落としていきます。初めは綺麗に汚れが抜けるのか心配でしたが、とても綺麗に抜けその後の木部塗装も納得のいく仕上がりとなりました