施工詳細①(外壁下塗り)下塗り前の下処理
欠落する旧塗膜はすべて手作業で処理して
既存の外壁塗膜であるセラミック塗装が経年劣化で剥離している箇所がいくつかありました。高圧洗浄で落とせる塗膜はしっかり落としていかないと、下塗りの塗料が外壁に密着しづらくなるので、下塗り前の下処理から細かく丁寧に作業させて頂きました。下塗りの塗料がしっかり密着できるように、欠落する旧塗膜はすべて手作業で処理していくのが、かなり苦労しました。
施工詳細②(屋根塗装)下塗りの錆止めを塗布
経年劣化による錆が出ていたボルトを新品に交換
金属の折版屋根は塗り面積も多いため、ケレン作業から細部に渡って手間をかけました。下塗りの錆止めも抜け目なく塗り込み、フッソ系塗料で上塗りを丁寧に仕上げました。折版屋根では、数百個に及ぶ固定ボルトが打ってありますので、経年劣化の錆が出ていた為、すべてのボルトを新品に交換しました。屋根の塗装がしっかり塗られていてもボルトから流れる錆で塗膜が傷んでしまう可能性もあるので、出来る限りの拘りで施工させて頂きました。
施工詳細③(付帯塗装)雨戸・パラペット塗装
剥離や錆が出ていたため徹底的にケレンを実施
ほとんどの付帯物が鉄部で、旧塗膜が経年劣化により剥離や錆が出ていたため徹底的にケレンしました。このケレンが甘いまま塗装してしまうと、新しく塗った塗料も一緒に剥離してしまったり塗膜が膨れ上がったりするため、複数種類のサンドペーパーを活用してケレンしました。塗装においてはただの明るい茶色ではなく、施主様のお好みで「パイオニア」というオシャレな茶系で仕上げましたので、ここもポイントです。