施工詳細①(下地補修)トタンの釘頭出し
トタン膨張による釘頭調整
屋根片流れ部分の南面は紫外線による劣化が著しく、見た目以上に傷み・褪色が出ていました。また、雪の重み、真夏の暑さによるトタンの釘浮きが目立っていたため、施工前に釘の打ち込みにて対応させていただきました。
施工詳細②(シール打替え工事)下地補修
中央に片流れ屋根のトタン繋ぎ
9年前の現場調査時、屋根トタンの繋ぎ目のシーリング部分が経年劣化に伴い、サビが多く出ておりました。そのため、前回の塗装のときにはケレン下地調整を多く行った上で、シーリングの増し打ちを行いました。屋根が片流れ屋根のため繋ぎ目が多く、ダクト部分にも高さがあり、シーリングの打ち込みが通常の屋根より難しいです。そのため、可能な限りの打ち込みと、下地調整を全面に行いました。屋根を洗浄するときも、特に片流れ位置の中心部分は洗浄に苦労いたしました。
施工詳細③(屋根上塗り)
フッソ塗料による艶
9年前は「ヤネMシリコン塗料」による塗装でした。現場調査時には、そこそこの色艶は見受けられましたが、今回使用したフッソ塗料の方が、太陽光を受けて跳ね返すほどの艶となっています。
塗装する際、屋根の正面は塗りムラが目立ちますので、特に注意をして塗装致しました。