施工詳細①(屋根下塗り)下地補修
傷んでいる箇所は可能な限り補修
前回塗装から20年が経っており、経年劣化のため、塗膜剥離とトタンのサビによる傷みがひどく、通常よりも作業時間が2倍かかりました。特に作業中、前回塗装と今回の塗装との相性が良くなかったためリフティングが発生し、下塗り後に再度補修を致しました。加えて、傾斜のある屋根での作業で、営業担当者は屋根足場をつけてくれませんでしたので、ロープで体を支えての塗装だったため、苦労致しました。
*リフティング…次工程の塗料を塗ったことによって乾燥塗膜が軟化、膨潤して素地から浮き上がる塗装の欠陥。下塗り塗膜に対する上層塗料の溶剤の作用によって、塗装または乾燥の間に発生する。
施工詳細②(屋根下塗り・上塗り)サビ部分の塗装
美観を意識
塗装前のトタンは、サビによる傷みがひどい状態で、表面は凹凸が目立っていました。塗装した後も凹凸感は出ますが、艶が出る為あまり気にならなくなります。また、下塗りでの塗膜剥離を発生させない為、下塗りの仕上がりを、特にこの部分は非常に意識致しました。
施工詳細③(屋根上塗り)
住宅の全体イメージ意識
屋根全体の色を変える事で、お住まいの雰囲気がガラッと変わります。今回、こちらのお住まい様は三角屋根ですので、赤系の色から茶系の色に変更し、イメージチェンジいたしました。今までと色が変わるということで、お客様からもワクワク感が伝わってきて、こちらとしてもご期待に応えるべく、上塗り塗装に力を入れて対応しました。特に、ローラーのムラがないようにと意識しながら対応致しました。